病院ブログ
4大予防のはなし②
前回に続いて4大予防のお話です。
ホントは恐~い「ノミ・マダニ篇」
【ノミ・マダニ予防】
ノミ・・・・黒ゴマみたいで、すばしっこく走る虫をワンコの体で見たことはないですか?
ペットの体に寄生し血を吸うやっかいなヤツ!
そのまま放っておくと大変なことになりますよ~~~
知らない間にどんどん増えてあっという間にノミだらけ、人も刺されるし、かゆいし、家中がノミの卵でいっぱい!!
犬や猫に寄生したノミは24~48時間後に卵を動物の体の上で産みます
なかには卵がペットの寝床、カーペット、畳などに落ちてそこで孵化・・・・。
成長したノミはまたペットの体に寄生して卵を産み・・・・
という魔のサイクルに陥ってしますのですッ
ノミ寄生によって「ノミアレルギー」があります。
これがたまらなくかゆい!!
激しいかゆみで精神的ストレスは特大
かゆみによる湿疹や脱毛、皮膚病・・・体へのダメージも特大
子犬・子猫の場合大量に寄生されていると、(大量にノミ血を吸われるので)貧血をおこす危険性もあります
見つけるポイントは!?
大量に寄生していたら見つけられますが、1匹2匹程度だとなかなか困難・・・まして黒い毛の子だと・・・タイヘン
ペットの毛をなでて黒いフケ?っぽいのが落ちてきたら水に濡らしたティッシュで触ってみてください。
じわ~っとティッシュに赤いシミがついたらその黒いのは「ノミの糞」です!!
ノミがいる!!ということになります。
・・・・・・・それでも、放っておきますか?
マダニ・・・・ノミよりは大きい。やぶ、草むらなどに生息しペットに寄生する。
血を吸う。恐ろしいことに吸血するとマダニは100倍もの体重に膨れる。
お散歩から帰ってきたら、頭や耳、目の縁、お腹、足の指の間、背中をチェックしてみましょう。
もし、マダニを発見しても無理に取っちゃダメです!!
無理に取ったときにお腹の卵が散乱したり、化膿させたり、病原体をうつす可能性もあるので病院へ行きましょう
マダニの被害もやっかい
吸血による貧血や皮膚炎・・・「犬バベシア症」という恐ろしい病気をうつすこともあります。
ノミ・マダニ・・・本当にやっかいです。
「室内飼いだから大丈夫」「ウチの子はほとんど外には行かないわ」といって安心できません。
人が持ち帰ることもあります。知らず知らず家の中で繁殖してた~。とならないように
毎月1回つけるだけで予防できる薬があります。
しっかり予防!ちゃんと安心!みんな笑顔!
ノミ・マダニ予防はマナーです
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